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グルテンフリーの食材完全ガイド|安心して食べられる食品一覧と選び方のコツ

グルテンフリーの食材って何があるのか?

「グルテンフリーの食材って何があるの?」「安心して食べられる食品を知りたい」——グルテンフリー生活を始める際、何が食べられるのかを知ることは、何を避けるかを知ることと同じくらい大切です。

結論から言うと、グルテンフリーの食材は想像以上にたくさんあります。米、野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品など、日本の食卓でおなじみの食材の多くは天然グルテンフリーです。

この記事では、グルテンフリーの食材を主食・たんぱく質源・野菜・果物・調味料などカテゴリ別に詳しくご紹介します。この記事を読めば、グルテンフリー生活で何を食べればいいのか明確になり、毎日の食事を安心して楽しめるようになります。

目次

グルテンフリー食材の基本知識

まず、グルテンフリーの食材について基本的なことを理解しましょう。

天然グルテンフリー食材とは

天然グルテンフリー食材とは、もともとグルテンを含まない自然の食材のことです。加工されていない状態の肉、魚、野菜、果物、卵、乳製品などが該当します。

天然グルテンフリーの例:

・米、もち米
・野菜全般
・果物全般
・肉類(牛、豚、鶏、羊など)
・魚介類全般
・卵
・牛乳、チーズ、ヨーグルト

グルテンフリー認証食材とは

グルテンフリー認証食材とは、製造過程でグルテンが混入していないことが確認された加工食品です。認証マークがついている製品は、グルテン含有量が一定基準以下であることが保証されています。

グルテンフリー認証の基準:

・国際的な基準:グルテン含有量20ppm以下
・日本には明確な基準がないため、海外の認証を参考に

注意が必要な食材

天然グルテンフリー食材でも、加工や調理によってグルテンが混入することがあります。

⚠️ 注意が必要なケース
・加工食品(調味料や添加物にグルテンが含まれる場合)
・同じ製造ラインで小麦製品を作っている場合
・外食で小麦と同じ調理器具を使う場合
・揚げ物の油が小麦製品と共用の場合

グルテンフリーの主食一覧

グルテンフリーでも、美味しい主食をしっかり食べることができます。

米・米加工品

日本人にとって最も身近なグルテンフリー食材が米です。

グルテンフリーの米製品:

・白米、玄米、雑穀米
・もち米、おこわ
・米粉
・ビーフン、フォー
・餅、白玉
・せんべい(原材料に小麦がないもの)
・米粉パン(グルテンフリー表示のもの)
・米粉パスタ

米製品を選ぶポイント
・「米粉100%」「グルテンフリー」の表示を確認
・米粉パンには小麦グルテンが添加されていることがあるので注意
・せんべいは醤油味など調味料に小麦が含まれることも

その他のグルテンフリー穀物

米以外にもグルテンフリーの穀物はたくさんあります。

グルテンフリーの穀物:

・そば(十割そば、グルテンフリー認証品)
・キヌア
・アマランサス
・とうもろこし、コーンミール
・テフ
・きび、あわ、ひえ
・ソルガム(モロコシ)

いも類

いも類は天然グルテンフリーで、主食としても活用できます。

グルテンフリーのいも類:

・じゃがいも
・さつまいも
・里芋
・長芋、山芋
・タピオカ(キャッサバ)
・こんにゃくいも

グルテンフリーのたんぱく質源

たんぱく質は体を作る大切な栄養素です。グルテンフリーのたんぱく質源を確認しましょう。

肉類

加工されていない肉類は天然グルテンフリーです。

グルテンフリーの肉類:

・牛肉(ステーキ、しゃぶしゃぶ用など)
・豚肉(ロース、バラ、ひれなど)
・鶏肉(もも、むね、ささみなど)
・羊肉(ラム、マトン)
・鹿肉、猪肉などジビエ
・内臓類(レバー、ハツなど)

⚠️ 加工肉の注意点
ソーセージ、ハム、ベーコン、ミートボールなどの加工肉にはつなぎとして小麦が使用されていることがあります。必ず原材料表示を確認しましょう。

魚介類

魚介類も加工されていないものは天然グルテンフリーです。

グルテンフリーの魚介類:

・鮮魚全般(鮭、さば、まぐろ、たいなど)
・刺身
・貝類(あさり、しじみ、ホタテなど)
・エビ、カニ、イカ、タコ
・干物(味付けに醤油がないもの)
・缶詰(水煮、オイル漬けなど)

注意が必要な魚加工品:

・かまぼこ、ちくわ、はんぺん(一部製品)
・魚肉ソーセージ
・カニカマ
・フライ済みの魚

卵は天然グルテンフリーで、様々な料理に使える万能食材です。

グルテンフリーの卵料理:

・ゆで卵、温泉卵
・目玉焼き、スクランブルエッグ
・卵焼き(醤油なしまたはグルテンフリー醤油使用)
・オムレツ(具材に注意)
・茶碗蒸し(だし汁に注意)

豆類・大豆製品

豆類は植物性たんぱく質の優れた供給源です。

グルテンフリーの豆類:

・大豆、黒豆、小豆
・レンズ豆、ひよこ豆
・枝豆
・納豆
・豆腐、油揚げ、厚揚げ
・豆乳
・きな粉

大豆製品の注意点
・醤油は小麦を含むので、グルテンフリー醤油を選ぶ
・味噌は種類によって小麦を含む(麦味噌は避ける)
・納豆の付属たれは醤油ベースのことが多い

乳製品

乳製品は天然グルテンフリーで、カルシウムの供給源として重要です。

グルテンフリーの乳製品:

・牛乳
・ヨーグルト(プレーン)
・チーズ(ナチュラルチーズ)
・バター
・生クリーム
・サワークリーム

注意が必要な乳製品:

・フレーバー付きヨーグルト(クッキー入りなど)
・チーズスプレッド(増粘剤に注意)
・クリームソース(小麦粉使用のもの)

グルテンフリーの野菜

野菜は全て天然グルテンフリーです。栄養バランスの良い食事のために積極的に取り入れましょう。

葉野菜

グルテンフリーの葉野菜:

・レタス、キャベツ、白菜
・ほうれん草、小松菜、青梗菜
・水菜、春菊、ルッコラ
・ブロッコリー、カリフラワー
・アスパラガス

根菜類

グルテンフリーの根菜類:

・人参、大根、かぶ
・ごぼう、れんこん
・玉ねぎ、長ねぎ
・にんにく、しょうが
・ビーツ

実野菜

グルテンフリーの実野菜:

・トマト、なす、ピーマン
・きゅうり、ズッキーニ
・かぼちゃ、冬瓜
・オクラ、ゴーヤ
・とうもろこし

きのこ類

きのこ類も天然グルテンフリーです。

グルテンフリーのきのこ類:

・しいたけ、しめじ、えのき
・舞茸、エリンギ
・なめこ、マッシュルーム
・きくらげ

海藻類

海藻類も天然グルテンフリーでミネラル豊富です。

グルテンフリーの海藻類:

・わかめ、昆布
・ひじき、もずく
・のり(味付けのりは調味料に注意)
・めかぶ、あおさ

グルテンフリーの果物

果物は全て天然グルテンフリーで、ビタミンや食物繊維の供給源として重要です。

国産の果物

グルテンフリーの国産果物:

・りんご、みかん、柿
・いちご、ぶどう、桃
・梨、スイカ、メロン
・さくらんぼ、びわ

輸入果物

グルテンフリーの輸入果物:

・バナナ、パイナップル、マンゴー
・キウイ、オレンジ、グレープフルーツ
・アボカド
・ブルーベリー、ラズベリー

ドライフルーツ・加工果物

グルテンフリーのドライフルーツ:

・レーズン、プルーン
・ドライマンゴー、ドライパイナップル
・干し柿、干しいちじく

⚠️ 加工果物の注意点
・フルーツタルトやパイは小麦粉の生地を使用
・一部のドライフルーツは小麦粉をまぶしていることも
・缶詰フルーツは基本的にグルテンフリー

グルテンフリーの調味料

調味料は見落としがちですが、グルテンフリー生活では重要なチェックポイントです。

基本の調味料

グルテンフリーの基本調味料:

・塩、砂糖、はちみつ
・酢(米酢、リンゴ酢、黒酢など)
・みりん(本みりん)
・酒(純米酒)
・オリーブオイル、ごま油
・こしょう、唐辛子

グルテンフリーの醤油

通常の醤油は小麦を使用していますが、グルテンフリーの代替品があります。

グルテンフリーの醤油:

・たまり醤油(大豆100%のもの)
・グルテンフリー表示の醤油
・ココナッツアミノ(醤油の代替品)

グルテンフリーの味噌

味噌は種類によってグルテンの有無が異なります。

グルテンフリーの味噌:

・米味噌(白味噌、赤味噌)
・豆味噌(八丁味噌など)

グルテンを含む味噌:

・麦味噌
・合わせ味噌(麦を含むもの)

その他のグルテンフリー調味料

グルテンフリーの調味料:

・マヨネーズ(原材料確認)
・ケチャップ(原材料確認)
・わさび、からし、マスタード
・ハーブ、スパイス類
・ナンプラー(魚醤)
・カレー粉(小麦不使用のもの)

グルテンフリーのおやつ・スナック

グルテンフリーでも美味しいおやつを楽しめます。

和菓子

グルテンフリーの和菓子:

・わらび餅、くず餅
・羊羹、水ようかん
・白玉だんご
・大福(皮がもち粉のもの)
・ういろう(米粉のもの)
・栗きんとん
・ぜんざい、おしるこ

洋菓子

グルテンフリーの洋菓子:

・プリン、カスタードプリン
・ゼリー、寒天
・アイスクリーム(コーンなし)
・チョコレート(純粋なもの)
・マシュマロ
・グルテンフリークッキー
・米粉ケーキ

スナック

グルテンフリーのスナック:

・ポップコーン(シンプルな塩味)
・ナッツ類(素焼き)
・ドライフルーツ
・せんべい(グルテンフリー表示のもの)
・ライスクラッカー
・ポテトチップス(原材料確認)

おやつ選びのポイント
・「グルテンフリー」「小麦不使用」の表示を確認
・味付けに醤油が使われていないか確認
・製造ラインでの交差汚染に注意
・手作りが最も安心

グルテンフリーの飲み物

飲み物も一部を除いてグルテンフリーで楽しめます。

お茶類

グルテンフリーのお茶:

・緑茶、ほうじ茶、玄米茶
・紅茶、ウーロン茶
・ルイボスティー
・ハーブティー
・そば茶(グルテンフリー確認)

コーヒー・ジュース

グルテンフリーの飲み物:

・コーヒー(ブラック、砂糖・ミルク入り)
・100%果汁ジュース
・野菜ジュース
・炭酸水、ミネラルウォーター
・牛乳、豆乳

アルコール

グルテンフリーのアルコール:

・日本酒(純米酒)
・ワイン(赤、白、ロゼ)
・芋焼酎、米焼酎
・テキーラ、ラム、ブランデー
・ハードサイダー
・グルテンフリービール

避けるべきアルコール:

・ビール、発泡酒
・麦焼酎
・一部のウイスキー

グルテンフリー食材の選び方

スーパーでグルテンフリー食材を選ぶ際のポイントをご紹介します。

原材料表示の確認方法

チェックすべき原材料:

・小麦、小麦粉、全粒小麦
・大麦、麦芽、モルト
・ライ麦
・醤油(小麦を含む)
・小麦たんぱく、グルテン

日本では小麦はアレルギー表示が義務付けられているため、「小麦を含む」の表示を確認しましょう。

製造ラインの確認

「本製品は小麦を使用した設備で製造しています」という注意書きがある場合、交差汚染の可能性があります。セリアック病など敏感な方は避けた方が安心です。

グルテンフリーマークの確認

海外製品には「Gluten-Free」のマークがついていることがあります。このマークがある製品はグルテン含有量20ppm以下が保証されています。

グルテンフリー食材の保存方法

グルテンフリー食材を新鮮に保つための保存方法をご紹介します。

主食の保存

米・米製品の保存:

・米:冷暗所または冷蔵庫で保存
・米粉パン:冷凍保存が基本、解凍後はトースターで
・米粉:密閉容器で冷暗所、開封後は冷蔵庫

たんぱく質源の保存

肉・魚の保存:

・生肉・生魚:冷蔵で2〜3日、冷凍で1ヶ月程度
・下味をつけた肉:冷凍保存OK
・卵:冷蔵庫で2〜3週間

野菜・果物の保存

野菜の保存:

・葉野菜:新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室
・根菜:常温で冷暗所、または冷蔵庫
・きのこ:冷蔵または冷凍(冷凍すると旨味アップ)

グルテンフリー食材を使ったレシピ例

グルテンフリー食材を使った簡単レシピをご紹介します。

朝食レシピ

グルテンフリー朝食の例:

・ご飯、味噌汁(米味噌使用)、焼き魚、卵焼き
・米粉パンケーキ、フルーツ、ヨーグルト
・オートミール(グルテンフリー認証品)、ナッツ、バナナ

昼食レシピ

グルテンフリー昼食の例:

・親子丼(グルテンフリー醤油使用)
・ビーフン炒め、野菜たっぷり
・サラダボウル、鶏肉のグリル、キヌア

夕食レシピ

グルテンフリー夕食の例:

・刺身定食、ご飯、味噌汁、小鉢
・米粉の唐揚げ、サラダ、ご飯
・グルテンフリーパスタ、トマトソース、サラダ

おやつレシピ

グルテンフリーおやつの例:

・白玉だんご、あんこ添え
・フルーツとヨーグルトのパフェ
・米粉クッキー

グルテンフリー食材の購入先

グルテンフリー食材を購入できる場所をご紹介します。

スーパーで買える食材

一般的なスーパーで購入可能:

・米、野菜、果物、肉、魚、卵
・豆腐、納豆、乳製品
・米粉、片栗粉
・グルテンフリー醤油(一部店舗)

専門店・通販で買える食材

専門店や通販で購入:

・グルテンフリーパン、パスタ
・グルテンフリーお菓子
・輸入のグルテンフリー製品
・グルテンフリー調味料各種

輸入食品店

カルディやコストコなどの輸入食品店では、海外のグルテンフリー製品を見つけやすいです。

よくある質問

Q. オーツ麦はグルテンフリー?

オーツ麦自体にはグルテンは含まれていませんが、製造過程で小麦と交差汚染されることが多いです。グルテンフリー認証を受けたオーツ麦を選びましょう。

Q. お米はすべてグルテンフリー?

はい、お米は天然グルテンフリーです。ただし、味付きご飯の素やチャーハンの素などは調味料に小麦が含まれることがあるので確認が必要です。

Q. 野菜にグルテンが含まれることはある?

野菜自体にグルテンは含まれません。ただし、天ぷらやフライなど調理されたものには小麦が使われています。また、サラダにかけるドレッシングにも注意が必要です。

Q. チーズはグルテンフリー?

ナチュラルチーズは基本的にグルテンフリーです。ただし、チーズスプレッドや加工チーズは増粘剤として小麦が使用されていることがあるので確認しましょう。

Q. ナッツ類はグルテンフリー?

素焼きのナッツは天然グルテンフリーです。ただし、味付きナッツやコーティングされたナッツは調味料に小麦が含まれることがあります。

Q. グルテンフリー食材は高い?

天然グルテンフリー食材(米、野菜、肉、魚など)は通常価格です。グルテンフリー専用の加工食品(パン、パスタなど)は割高な傾向がありますが、自然な食材中心の食事なら特別な出費は必要ありません。

Q. コンビニで買えるグルテンフリー食材は?

コンビニでも多くのグルテンフリー食材を見つけることができます。おにぎり(具材の調味料に注意)、サラダ(ドレッシング別)、ゆで卵、焼き魚、ヨーグルト、果物、ナッツ類などがおすすめです。ただし、必ず原材料表示を確認してから購入しましょう。

Q. 外食でグルテンフリー食材を見分けるコツは?

外食では、シンプルな調理法のメニューを選ぶのがコツです。グリル、蒸し、焼きなどの調理法は比較的安全です。また、事前にお店に問い合わせるか、アレルギー対応メニューがあるお店を選ぶと安心です。醤油やソースは別添えをお願いしましょう。

Q. グルテンフリー食材で和食は楽しめる?

和食は比較的グルテンフリーに対応しやすい料理です。醤油をグルテンフリー醤油に替えれば、煮物、焼き魚、刺身、味噌汁など多くの和食を楽しめます。だしの素にも小麦が含まれることがあるので、昆布やかつおから自分でだしを取るとより安心です。

Q. グルテンフリー食材でお菓子作りはできる?

米粉やアーモンド粉、片栗粉などを使えば、グルテンフリーでお菓子作りを楽しめます。クッキー、ケーキ、パンケーキなど、小麦粉を使うお菓子のほとんどはグルテンフリー粉で代用可能です。レシピ本やインターネットでグルテンフリーレシピを参考にしてみてください。

Q. 離乳食でグルテンフリー食材を使う場合の注意点は?

離乳食でグルテンフリー食材を使う場合は、栄養バランスに特に注意が必要です。米、野菜、果物、肉、魚、卵など、天然グルテンフリー食材は離乳食にも適しています。ただし、医師や栄養士の指導のもとで進めることをおすすめします。

Q. グルテンフリー食材を使った食事で体調は変わる?

グルテンに対して過敏症やセリアック病の方は、グルテンフリー食材を使った食事で体調が改善する可能性があります。消化器症状の改善、肌荒れの改善、疲労感の軽減などが報告されています。ただし、効果には個人差があり、特に疾患がない方は大きな変化を感じないこともあります。

季節別おすすめグルテンフリー食材

旬の食材を取り入れることで、より美味しく栄養価の高いグルテンフリー生活を送ることができます。

春のおすすめ食材

春の旬食材(グルテンフリー):

・たけのこ:煮物やご飯に
・菜の花:おひたしや天ぷら(米粉衣)に
・新玉ねぎ:サラダや炒め物に
・いちご:デザートやスムージーに
・アスパラガス:グリルや炒め物に
・新じゃがいも:煮物やポテトサラダに

夏のおすすめ食材

夏の旬食材(グルテンフリー):

・トマト:サラダ、冷製スープに
・なす:焼きなす、煮浸しに
・きゅうり:漬物、サラダに
・とうもろこし:茹でたり焼いたり
・スイカ、メロン:デザートに
・枝豆:おつまみやサラダに
・オクラ:おひたしや和え物に

秋のおすすめ食材

秋の旬食材(グルテンフリー):

・さつまいも:焼き芋、スイートポテトに
・かぼちゃ:煮物、スープに
・きのこ類:炒め物、鍋料理に
・栗:栗ご飯、和菓子に
・柿、梨、ぶどう:デザートに
・れんこん:きんぴら、煮物に
・里芋:煮物、汁物に

冬のおすすめ食材

冬の旬食材(グルテンフリー):

・白菜:鍋料理、漬物に
・大根:おでん、煮物に
・ほうれん草:おひたし、ソテーに
・ブリ、タラ:煮付け、鍋料理に
・みかん、りんご:デザートに
・かぶ:漬物、煮物に
・長ねぎ:鍋料理、薬味に

グルテンフリー食材の栄養バランス

グルテンフリー生活で健康を維持するための栄養バランスの取り方をご紹介します。

主要栄養素の確保

炭水化物:

・米、いも類、キヌアなどから摂取
・エネルギー源として重要
・食物繊維も意識して摂取

たんぱく質:

・肉、魚、卵、豆腐から摂取
・体を作る重要な栄養素
・毎食で摂取を心がける

脂質:

・オリーブオイル、ごま油、ナッツから摂取
・良質な脂質を選ぶ
・魚の脂もおすすめ

不足しがちな栄養素と対策

グルテンフリー生活では、小麦製品から摂っていた栄養素が不足しがちです。

食物繊維:

・野菜、果物、豆類、きのこから摂取
・玄米やキヌアもおすすめ
・1日20g以上を目標に

ビタミンB群:

・豚肉、レバー、卵、納豆から摂取
・エネルギー代謝に重要
・不足すると疲れやすくなる

鉄分:

・赤身肉、レバー、ほうれん草から摂取
・ビタミンCと一緒に摂ると吸収率アップ
・女性は特に意識して摂取

バランスの良い食事例

1日の食事例:

・朝食:ご飯、味噌汁、焼き鮭、卵焼き、野菜
・昼食:親子丼(グルテンフリー醤油)、サラダ
・間食:ヨーグルト、フルーツ
・夕食:ご飯、刺身、煮物、ほうれん草のおひたし

外食でのグルテンフリー食材の選び方

外食時にグルテンフリーの食材を選ぶためのポイントをご紹介します。

和食店での選び方

おすすめメニュー:

・刺身、焼き魚(タレなし)
・枝豆、冷奴
・焼き鳥(塩)
・鍋料理(ポン酢に注意)
・しゃぶしゃぶ(グルテンフリーポン酢を持参)

注意が必要なメニュー:

・天ぷら、フライ類
・煮物(醤油使用)
・丼物(たれに醤油)
・うどん、そば(二八そば)

洋食店での選び方

おすすめメニュー:

・グリルチキン、ステーキ(ソース別添え)
・サラダ(ドレッシング別)
・魚のグリル
・リゾット(原材料確認)

注意が必要なメニュー:

・パスタ、ピザ
・フライ類
・グラタン、ドリア
・ソースのかかった料理

アジア料理店での選び方

おすすめメニュー:

・フォー(米粉麺)
・生春巻き
・タイカレー(確認が必要)
・サテ(串焼き)

注意が必要なメニュー:

・餃子、春巻き(揚げ)
・醤油ベースの中華料理
・ラーメン、焼きそば

グルテンフリー食材で作る一週間の献立例

グルテンフリー食材を使った一週間の献立例をご紹介します。

月曜日

・朝:ご飯、味噌汁、納豆、卵焼き
・昼:サラダボウル(鶏肉、キヌア、野菜)
・夜:刺身定食、ご飯、煮物

火曜日

・朝:米粉パンケーキ、フルーツ、ヨーグルト
・昼:親子丼(グルテンフリー醤油)
・夜:鮭のホイル焼き、ご飯、味噌汁

水曜日

・朝:ご飯、具だくさん味噌汁、焼き魚
・昼:ビーフン炒め、スープ
・夜:しゃぶしゃぶ(グルテンフリーポン酢)

木曜日

・朝:グルテンフリートースト、サラダ、卵
・昼:海鮮丼(グルテンフリー醤油)
・夜:肉じゃが(グルテンフリー調味料)、ご飯

金曜日

・朝:ご飯、味噌汁、焼き鮭、おひたし
・昼:グルテンフリーパスタ(トマトソース)
・夜:焼肉(塩だれ)、サラダ、ご飯

土曜日

・朝:オムレツ、サラダ、フルーツ
・昼:米粉の唐揚げ、サラダ、ご飯
・夜:寄せ鍋、ご飯

日曜日

・朝:ご飯、味噌汁、目玉焼き、野菜
・昼:お好み焼き(米粉)、サラダ
・夜:手巻き寿司(グルテンフリー醤油)

グルテンフリー食材を使った簡単作り置きレシピ

忙しい日でも安心してグルテンフリー生活を送れるよう、作り置きレシピをご紹介します。

作り置きサラダ

グルテンフリー作り置きサラダ:

・キヌアサラダ:キヌア、きゅうり、トマト、オリーブオイル
・コールスロー:キャベツ、にんじん、マヨネーズ(原材料確認)
・ポテトサラダ:じゃがいも、卵、きゅうり、ハム(グルテンフリー)

作り置き煮物

グルテンフリー作り置き煮物:

・筑前煮:鶏肉、れんこん、にんじん、こんにゃく(グルテンフリー醤油)
・かぼちゃの煮物:かぼちゃ、砂糖、みりん、グルテンフリー醤油
・ひじきの煮物:ひじき、油揚げ、にんじん、グルテンフリー醤油

作り置き肉料理

グルテンフリー作り置き肉料理:

・鶏そぼろ:鶏ひき肉、しょうが、グルテンフリー醤油、砂糖
・豚の角煮:豚バラ肉、グルテンフリー醤油、酒、砂糖
・ミートソース:ひき肉、トマト缶、玉ねぎ、にんじん

子どもと楽しむグルテンフリー食材

お子さんがグルテンフリーの食事を必要としている場合、楽しく美味しい食事を作るコツをご紹介します。

子どもに人気のグルテンフリーメニュー

子どもが喜ぶメニュー:

・米粉の唐揚げ:カリッとジューシー
・米粉のカレーライス:グルテンフリールー使用
・手巻き寿司:好きな具を選べる楽しさ
・オムライス:ケチャップライスを包んで
・米粉のホットケーキ:朝食やおやつに

お弁当のアイデア

グルテンフリーお弁当のおかず:

・卵焼き(だしなしまたはグルテンフリーだし)
・米粉の唐揚げ
・ウインナー(グルテンフリー)
・ブロッコリー、ミニトマト
・おにぎり

おやつのアイデア

子どものグルテンフリーおやつ:

・フルーツ、ヨーグルト
・おにぎり、焼きおにぎり
・白玉だんご
・ポップコーン
・手作り米粉クッキー

グルテンフリー食材の買い物リスト

グルテンフリー生活を始める際に揃えておきたい食材のリストをご紹介します。

常備しておきたい主食

主食の買い物リスト:

・米(白米、玄米)
・米粉(製菓用、料理用)
・片栗粉
・グルテンフリーパスタ
・ビーフン、フォー
・もち

常備しておきたい調味料

調味料の買い物リスト:

・グルテンフリー醤油
・米味噌または豆味噌
・みりん
・酢(米酢、黒酢)
・塩、砂糖、はちみつ
・オリーブオイル、ごま油

常備しておきたいたんぱく質

たんぱく質の買い物リスト:

・卵
・豆腐、納豆
・牛乳、ヨーグルト、チーズ
・缶詰(ツナ、サバなど)

週末にまとめ買いしたい食材

週末の買い物リスト:

・新鮮な野菜と果物
・肉類(鶏、豚、牛)
・魚介類
・きのこ類

まとめ:グルテンフリーの食材で豊かな食生活を

グルテンフリーの食材は想像以上にたくさんあります。米、野菜、果物、肉、魚、卵、乳製品など、日本の食卓でおなじみの食材の多くは天然グルテンフリーです。

グルテンフリー食材のまとめ
・主食:米、玄米、米粉製品、キヌア、いも類など
・たんぱく質:肉、魚、卵、豆腐、納豆、乳製品など
・野菜・果物:すべて安心して食べることができる
・調味料:塩、砂糖、酢、グルテンフリー醤油、米味噌など
・おやつ:わらび餅、プリン、ナッツ、果物、ゼリーなど

グルテンフリー食材選びのコツ

・米、野菜、肉、魚など天然グルテンフリー食材を中心に選ぶ
・加工食品は購入前に原材料表示を必ず確認する
・「グルテンフリー」「小麦不使用」の表示を目安にして選ぶ
・製造ラインの交差汚染にも注意が必要
・迷ったら自分で手作りするのが最も安心

グルテンフリー生活は決して我慢の連続ではありません。食べられる食材をしっかり把握して、美味しく栄養バランスの良い食事を楽しみましょう。この記事で紹介したグルテンフリー食材を参考に、毎日の食卓を豊かに彩ってください。最初は慣れないかもしれませんが、天然グルテンフリー食材を中心にした食事は、体にも優しく美味しい食生活につながります。

【免責事項】
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療を代替するものではありません。
※原材料や製造ラインの状況は商品ごとに異なり、変更される場合もあります。
※アレルギーの程度には個人差がありますので、必ず最新の成分表示を確認するか、主治医にご相談ください。
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この記事を書いた人

株式会社てまひま
・飲食店経営
・グルテンフリー事業

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