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【完全版】米粉と上新粉の違いとは?原料・製法・用途から使い分けまで徹底解説

「米粉と上新粉って何が違うの?」「代用できるのかな?」和菓子やお菓子作りをしようと思ったとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?

結論から言うと、米粉も上新粉も「うるち米」から作られた粉ですが、粒子の細かさと製法が異なります。この違いにより、仕上がりの食感や適した用途が変わってきます。

この記事では、米粉と上新粉の違いを原料・製法・食感・用途の観点から徹底解説。さらに白玉粉やもち粉、だんご粉との違いや、それぞれの使い分け方もお伝えします。米粉・上新粉選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

📌 この記事でわかること

  • 米粉と上新粉の原料・製法の違い
  • 粒子の細かさによる食感の違い
  • それぞれに適した料理・お菓子
  • 白玉粉・もち粉・だんご粉との違い
  • 代用する際の注意点
目次

米粉と上新粉の基本的な違いとは?

まずは米粉と上新粉の基本的な違いを押さえましょう。どちらも同じ「うるち米」から作られていますが、製法や粒子の細かさに大きな違いがあります。

原料はどちらも「うるち米」

米粉も上新粉も、原料は同じ「うるち米」です。うるち米とは、普段私たちがご飯として食べている一般的なお米のことです。

ただし、広い意味での「米粉」は、うるち米だけでなくもち米から作られた粉も含みます。つまり、上新粉は米粉の一種という関係になります。

💡 米粉の分類

うるち米から作られる粉:上新粉、製菓用米粉、パン用米粉など
もち米から作られる粉:白玉粉、もち粉、道明寺粉など

最大の違いは「粒子の細かさ」

米粉と上新粉の最も大きな違いは、粒子の細かさです。

製菓用米粉・パン用米粉は、小麦粉と同程度かそれ以上に細かく粉砕されており、200〜400メッシュ程度の細かさがあります。

一方、上新粉は約90メッシュ程度と、米粉よりも粒子が粗めです。この粒子の違いが、食感や仕上がりに大きく影響します。

粉の種類 粒子の細かさ 特徴
製菓用米粉 200〜400メッシュ 非常に細かく、なめらか
パン用米粉 200〜400メッシュ 膨らみやすく改良
上新粉 約90メッシュ やや粗め、歯応えあり

製法の違い

製粉方法にも違いがあります。

上新粉の製法

うるち米を精白→水洗い→乾燥→製粉→ふるいにかける、という工程で作られます。粘り気が出やすい「ロール製粉法」で製粉されているのが特徴です。

製菓用・パン用米粉の製法

時間をかけてきめ細かく粉砕する「胴搗き(どうつき)製粉法」や、「気流粉砕」など、用途によって様々な製粉方法が採用されています。これにより、でんぷんの損傷が少なく、よりサラサラとした粉に仕上がります。

⚠️ 「新用途米粉」とは

近年の製菓用・パン用米粉は「新用途米粉」とも呼ばれます。従来の上新粉とは異なる特殊な製法で、小麦粉のように幅広い料理に使えるよう改良されています。

米粉と上新粉の食感・仕上がりの違い

粒子の細かさと製法の違いは、食感や仕上がりに大きく影響します。ここでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

上新粉の食感:歯応えともちもち感

上新粉で作ったお菓子は、歯応えがあり、しっかりとしたもちもち感が特徴です。米の風味がしっかり感じられ、噛むほどに味わいが広がります。

この特性は、柏餅や草餅、ういろうなど、歯切れの良さが求められる和菓子にぴったりです。

製菓用米粉の食感:なめらかで軽い

製菓用米粉で作ったお菓子は、なめらかで口当たりが良く、軽い食感に仕上がります。粒子が細かいため、生地がきめ細かくなり、ふんわりとした仕上がりになります。

シフォンケーキやスポンジケーキ、クッキーなど、洋菓子に適しています。

パン用米粉の食感:ふわもち

パン用米粉で作ったパンは、ふんわりとしながらも、もちもちとした独特の食感が楽しめます。グルテンフリーでありながら、しっかりと膨らむように改良されています。

粉の種類 食感 向いているお菓子
上新粉 歯応えあり、もちもち 柏餅、草餅、ういろう
製菓用米粉 なめらか、軽い ケーキ、クッキー
パン用米粉 ふわふわ、もちもち 食パン、パンケーキ

上新粉・白玉粉・もち粉・だんご粉の違い

米粉の仲間には、上新粉以外にも白玉粉、もち粉、だんご粉があります。それぞれの違いを理解して、料理に合わせて使い分けましょう。

白玉粉の特徴

原料:もち米

製法:もち米を水に浸し、石臼で水挽きして沈殿したものを乾燥させます。昔は寒い時期に作られていたため、「寒ざらし粉」とも呼ばれます。

食感:つるりとした食感で、やわらかく伸びがあります。冷やしても硬くなりにくいのが特徴です。

用途:白玉団子、大福、あんみつなど

もち粉の特徴

原料:もち米

製法:もち米を水洗い→乾燥→製粉して作ります。白玉粉よりもきめ細かいのが特徴です。

食感:粘り気があり、よく伸びます。お餅のような食感に仕上がります。

用途:大福、求肥(ぎゅうひ)、最中の皮など

だんご粉の特徴

原料:うるち米ともち米のブレンド

製法:うるち米ともち米を混ぜて製粉します。メーカーによってブレンド比率は異なります。

食感:上新粉のコシと、もち粉の粘りを併せ持ちます。加熱後にこねなくても程よい粘りが出ます。

用途:団子、みたらし団子など

粉の種類 原料 食感 代表的な和菓子
上新粉 うるち米 歯切れ良い 柏餅、ういろう
白玉粉 もち米 つるんと滑らか 白玉団子、大福
もち粉 もち米 粘りがあり伸びる 求肥、大福
だんご粉 うるち米+もち米 コシと粘りのバランス 団子全般
📌 覚えておきたいポイント

  • うるち米から作られるのは上新粉
  • もち米から作られるのは白玉粉・もち粉
  • 両方をブレンドしたのがだんご粉

米粉と上新粉の用途別使い分け

米粉と上新粉は、それぞれ得意な料理・お菓子が異なります。用途に合わせて適切な粉を選ぶことで、より美味しく仕上がります。

上新粉が向いている料理・お菓子

上新粉の歯応えのある食感を活かせる和菓子がおすすめです。

  • 柏餅:しっかりした歯応えが美味しさの決め手
  • 草餅:よもぎとの相性抜群
  • ういろう:もっちりとした食感に
  • ちまき:歯切れの良い仕上がりに
  • かるかん:ふんわりもっちりした食感
  • とろみ付け:揚げ物の衣、あんかけなど

製菓用米粉が向いている料理・お菓子

なめらかな食感を活かした洋菓子や、小麦粉の代用として幅広く使えます。

  • シフォンケーキ:ふんわり軽い仕上がり
  • スポンジケーキ:きめ細かく、しっとり
  • パウンドケーキ:しっとりもっちり
  • クッキー:サクサク、ホロホロ食感
  • マフィン:軽くてふんわり
  • 天ぷらの衣:サクサクに揚がる

パン用米粉が向いている料理

膨らみやすく改良されているため、パン作りに最適です。

  • 食パン:ふんわりもちもち
  • パンケーキ:もっちり食感
  • ピザ生地:カリもち食感
  • 蒸しパン:ふわふわに仕上がる
🔍 選び方のポイント

  • 和菓子を作りたい→上新粉
  • ケーキやクッキーを作りたい→製菓用米粉
  • パンを作りたい→パン用米粉
  • 団子を手軽に作りたい→だんご粉

米粉と上新粉は代用できる?注意点を解説

「上新粉がないから米粉で代用したい」「米粉の代わりに上新粉を使いたい」という場面もあるでしょう。代用は可能ですが、いくつかの注意点があります。

米粉と上新粉は互いに代用可能

米粉と上新粉は、どちらも同じうるち米から作られているため、基本的には代用可能です。味や風味に大きな違いはありません。

ただし、粒子の細かさや製法が異なるため、仕上がりや食感に差が出ることは覚えておきましょう。

米粉で団子を作ると?

製菓用米粉で団子を作ると、上新粉で作るより粘り気が少なく、軽い食感になります。歯応えのあるしっかりした団子が好みなら、上新粉やだんご粉を使う方が良いでしょう。

上新粉でケーキを作ると?

上新粉でケーキを作ると、弾力のある生地に仕上がります。製菓用米粉のようなふんわり軽い食感にはなりにくいため、しっとりもっちりした食感になります。

上新粉でパンを作ると?

上新粉で米粉パンを作ると、粒子の粗さからぼそぼそとした仕上がりになりがちです。膨らみにくく、米粉パン特有のふわもち食感は出にくくなります。

米粉パンを作るなら、必ず「パン用米粉」を使いましょう。

⚠️ 代用時の注意点まとめ

  • 和菓子には上新粉がベスト(米粉代用可だが食感が変わる)
  • 洋菓子には製菓用米粉がベスト(上新粉代用は食感が異なる)
  • パン作りはパン用米粉が必須(上新粉での代用は非推奨)

米粉の種類と選び方ガイド

スーパーや製菓材料店に行くと、様々な米粉が並んでいて迷ってしまいますよね。ここでは、目的別の選び方をご紹介します。

製菓用米粉の選び方

ケーキやクッキーを作るなら、パッケージに「製菓用」「お菓子用」と書かれた米粉を選びましょう。代表的な製品には以下のものがあります。

  • 共立食品「米の粉」:スーパーで手に入りやすい
  • 富澤商店の製菓用米粉:きめ細かく使いやすい
  • ホームメイドケーキ用米粉:初心者にもおすすめ

パン用米粉の選び方

米粉パンを作るなら、必ず「パン用」と明記された米粉を選んでください。特に「ミズホチカラ」という品種から作られた米粉は、膨らみやすくおすすめです。

  • 熊本製粉「ミズホチカラ」:パン用に開発された品種
  • 波里「お米の粉(パン用)」:新潟県産うるち米使用
  • グリコ「こめの香」:ホームベーカリー対応

上新粉の選び方

和菓子作りには上新粉を選びましょう。スーパーの製菓コーナーで手軽に購入できます。

  • 日清製粉「上新粉」:定番商品
  • 玉三「上新粉」:昔ながらの製法
🏷️ 米粉選びのチェックリスト

□ 作りたいものに合った種類か(製菓用・パン用・上新粉)
□ グルテンフリーが必要なら「グルテンフリー」表記を確認
□ 国産米100%かどうか
□ 賞味期限・保存方法を確認

米粉・上新粉を使った簡単レシピ

ここでは、米粉・上新粉それぞれの特性を活かした簡単レシピをご紹介します。

上新粉で作る基本の柏餅

📝 材料(10個分)

  • 上新粉:200g
  • 砂糖:30g
  • 熱湯:170〜180ml
  • あんこ:200g
  • 柏の葉:10枚

作り方

  1. ボウルに上新粉と砂糖を入れ、熱湯を少しずつ加えながら箸で混ぜる
  2. 手で触れる温度になったら、耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねる
  3. 生地を10等分し、濡れ布巾をかけて蒸し器で15分蒸す
  4. 蒸しあがった生地をすりこ木でつき、再度こねてなめらかにする
  5. 平たく伸ばしてあんこを包み、柏の葉で包んで完成

製菓用米粉で作る簡単パウンドケーキ

📝 材料(パウンド型1本分)

  • 製菓用米粉:100g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 卵:2個
  • 砂糖:80g
  • バター(または米油):80g

作り方

  1. バターを溶かし、卵と砂糖をよく混ぜる
  2. 米粉とベーキングパウダーを加えてさっくり混ぜる
  3. 型に流し入れ、170℃に予熱したオーブンで40分焼く
  4. 竹串を刺して生地がつかなければ完成

だんご粉で作る簡単みたらし団子

📝 材料(12個分)

  • だんご粉:100g
  • 水:80ml
  • 【タレ】醤油:大さじ2、砂糖:大さじ3、片栗粉:大さじ1、水:100ml

作り方

  1. だんご粉に水を少しずつ加えながら、耳たぶくらいの柔らかさにこねる
  2. 12等分して丸め、沸騰したお湯で茹でる
  3. 浮いてきてから2分ほど茹で、冷水にとる
  4. タレの材料を小鍋に入れ、とろみがつくまで加熱
  5. 団子を串に刺し、タレをかけて完成

よくある質問(Q&A)

米粉と上新粉について、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 米粉と上新粉、どちらがグルテンフリー?

どちらもうるち米100%で作られているため、両方ともグルテンフリーです。小麦アレルギーの方でも安心して使えます。ただし、製品によってはグルテンが添加されているものもあるため、購入時は原材料表示を確認してください。

Q2. 上新粉は小麦粉の代わりに使えますか?

上新粉も小麦粉の代用として使えますが、製菓用米粉の方が適しています。上新粉は粒子が粗いため、ケーキなどでは仕上がりが重くなることがあります。

Q3. 白玉粉と上新粉の違いは何ですか?

最大の違いは原料です。白玉粉は「もち米」、上新粉は「うるち米」から作られます。白玉粉はつるんとやわらかい食感、上新粉は歯切れの良いしっかりした食感になります。

Q4. 上新粉の保存方法は?

開封前は常温で保存できます。開封後は密閉容器に入れて冷暗所で保存し、なるべく早く使い切りましょう。湿気を吸うとダマになりやすいため、乾燥剤を入れておくと安心です。

Q5. 上新粉がスーパーで見つかりません

上新粉は製菓コーナーや粉もの売り場にあることが多いです。見つからない場合は、製菓材料専門店(富澤商店、cottaなど)やオンラインショップで購入できます。

Q6. 米粉と上新粉の値段の違いは?

一般的に、製菓用・パン用米粉は上新粉よりもやや高価な傾向があります。製粉に手間がかかるためです。上新粉は比較的安価で、スーパーで200〜300円程度で購入できます。

Q7. 離乳食にはどちらを使えばいい?

離乳食には製菓用米粉がおすすめです。粒子が細かくなめらかなので、赤ちゃんにも食べやすい食感に仕上がります。おかゆに混ぜたり、蒸しパンにしたりと幅広く使えます。

Q8. 片栗粉の代わりに上新粉は使えますか?

とろみ付けには使えますが、片栗粉ほどの粘度は出ません。揚げ物の衣としては使えます。上新粉で衣を作ると、サクサクとした軽い食感になります。

Q9. 米粉のカロリーは小麦粉より低い?

米粉と小麦粉のカロリーはほぼ同じ(100gあたり約360kcal)です。カロリー面での大きな差はないため、アレルギー対応や食感の好みで選ぶのが良いでしょう。

Q10. 古い上新粉は使えますか?

賞味期限が切れた上新粉は、虫が発生したり、湿気で風味が落ちていることがあります。開封後1〜2ヶ月以内、未開封でも賞味期限内に使い切ることをおすすめします。

Q11. 上新粉で作った団子が硬くなってしまいます

上新粉で作った団子は冷めると硬くなりやすい特徴があります。対策として、砂糖を少し多めに加えるか、白玉粉やもち粉を少量混ぜると柔らかさが持続します。また、茹でた後すぐに冷水にとると硬くなりにくいです。

Q12. 上新粉と並新粉の違いは?

上新粉と並新粉は、ふるいにかけたときの粒度の違いです。粒度が細かいものが「上新粉」、少し粗いものが「並新粉」となります。一般的に販売されているのは上新粉で、並新粉はあまり見かけません。

Q13. 米粉で作ったお菓子が膨らみません

米粉にはグルテンが含まれていないため、小麦粉のようには膨らみません。米粉のお菓子を膨らませるコツは、ベーキングパウダーを少し多めに入れることと、卵をしっかり泡立てることです。メレンゲを活用すると、ふんわりとした仕上がりになります。

Q14. 上新粉で天ぷらを作るとどうなる?

上新粉で天ぷらの衣を作ると、サクサクとした軽い食感に仕上がります。小麦粉よりも油を吸いにくいため、カロリーを抑えたい方にもおすすめです。冷めてもべたつきにくいのが特徴です。

Q15. 米粉と上新粉の栄養価に違いはある?

栄養価に大きな違いはありません。どちらもうるち米から作られているため、炭水化物、タンパク質、ビタミンB群などの栄養素は同等です。100gあたり約360kcal、タンパク質は約6g含まれています。

Q16. 上新粉を使った料理で失敗しないコツは?

上新粉を使った和菓子作りで失敗しないコツは、熱湯を使うことと、蒸した後にしっかりこねることです。特に柏餅や草餅は、蒸し上がった後にすりこ木でついてから再度こねることで、なめらかな食感になります。

上新粉・米粉を使った応用レシピ

基本のレシピに慣れたら、ぜひ応用レシピにも挑戦してみてください。

上新粉で作るかるかん

かるかんは鹿児島の郷土菓子で、上新粉と山芋を使ったふんわりとした蒸し菓子です。

📝 材料

  • 上新粉:100g
  • 砂糖:80g
  • 長芋(すりおろし):80g
  • 水:50ml
  • 卵白:1個分

作り方

  1. 長芋をすりおろし、砂糖を加えてよく混ぜる
  2. 卵白を角が立つまで泡立てる
  3. 上新粉と水を加えてさっくり混ぜ、メレンゲを加える
  4. 型に流し入れ、蒸し器で20分蒸す

製菓用米粉で作るシフォンケーキ

米粉シフォンケーキは、小麦粉で作るものよりもしっとりもちもちした食感が楽しめます。

📝 材料(17cmシフォン型)

  • 製菓用米粉:70g
  • 卵黄:3個分
  • 卵白:4個分
  • 砂糖:70g(卵黄用30g+メレンゲ用40g)
  • 米油:30ml
  • 牛乳または豆乳:50ml

作り方

  1. 卵黄に砂糖30gを加えて白っぽくなるまで混ぜる
  2. 米油、牛乳を順に加えて混ぜ、米粉を加えてさっくり混ぜる
  3. 卵白に砂糖40gを加えて角が立つまでメレンゲを作る
  4. メレンゲを3回に分けて生地に加え、さっくり混ぜる
  5. 型に流し入れ、170℃で35分焼く
  6. 焼き上がったら逆さにして完全に冷ます

米粉で作るもちもちクレープ

米粉で作るクレープは、もちもちとした食感が特徴。お好みの具材を包んで楽しめます。

📝 材料(4枚分)

  • 製菓用米粉:50g
  • 卵:1個
  • 牛乳または豆乳:150ml
  • 砂糖:大さじ1
  • バター(溶かし):10g

作り方

  1. すべての材料をボウルに入れ、ダマがなくなるまで混ぜる
  2. フライパンを中火で熱し、薄く油をひく
  3. 生地をお玉1杯分流し入れ、薄く広げる
  4. 端が浮いてきたら裏返し、さっと焼いて完成

米粉と上新粉の購入場所・価格比較

米粉と上新粉は、様々な場所で購入できます。それぞれの購入場所と価格の目安をご紹介します。

スーパーで購入する場合

一般的なスーパーでは、製菓コーナーや粉もの売り場で購入できます。

商品 容量 価格目安
上新粉(日清・玉三など) 200g 200〜300円
製菓用米粉(共立食品など) 200g 300〜400円
白玉粉 200g 250〜350円
だんご粉 200g 200〜300円

製菓材料専門店で購入する場合

富澤商店、cotta(コッタ)、クオカなどの製菓材料専門店では、より専門的な米粉が手に入ります。パン用米粉や、特定の品種から作られた米粉など、種類が豊富です。

オンラインショップで購入する場合

Amazonや楽天市場などのオンラインショップでは、業務用サイズや、地方の製粉会社が作る米粉なども購入できます。大容量で購入すると、1gあたりの単価が安くなることが多いです。

💡 購入時のポイント

初めて米粉を使う場合は、まず小容量(200g程度)を購入して試してみましょう。気に入ったら大容量を購入するのがおすすめです。また、開封後は湿気を吸いやすいため、密閉容器に移して冷暗所で保存してください。

米粉と小麦粉の違いも知っておこう

米粉と上新粉の違いを理解したところで、小麦粉との違いも押さえておきましょう。料理によって使い分けることで、より美味しく仕上げることができます。

米粉と小麦粉の基本的な違い

米粉と小麦粉の最大の違いはグルテンの有無です。小麦粉にはグルテンが含まれていますが、米粉には含まれていません。このグルテンがパンやケーキを膨らませる役割を果たしています。

比較項目 米粉 小麦粉
グルテン 含まない 含む
原料 うるち米・もち米 小麦
食感 もちもち ふんわり
油の吸収 吸いにくい 吸いやすい
アレルギー 小麦アレルギーOK 小麦アレルギーNG

小麦粉から米粉への置き換えについて

小麦粉を使うレシピで米粉に置き換える場合、いくつかのポイントがあります。

そのまま置き換えられるもの

  • 天ぷらの衣:サクサクに仕上がる
  • 唐揚げの衣:軽い食感になる
  • とろみ付け:小麦粉と同様に使える
  • ホワイトソース:ダマになりにくい

調整が必要なもの

  • パン:パン用米粉を使い、レシピ調整が必要
  • クッキー:水分量の調整が必要な場合がある
  • ケーキ:メレンゲを活用すると膨らみやすい

米粉を使うメリット

米粉を使うことには、いくつかのメリットがあります。

1. グルテンフリーで体に優しい

小麦アレルギーの方や、グルテンフリー生活を実践している方でも安心して使えます。

2. 油を吸いにくい

天ぷらや唐揚げの衣に使うと、小麦粉より油を吸いにくいため、軽い仕上がりになります。カロリーを抑えたい方にもおすすめです。

3. ダマになりにくい

ホワイトソースやカスタードクリームを作る際、米粉はダマになりにくいため、初心者でも失敗しにくいです。

4. 国産原料で安心

米粉は国産のお米から作られていることが多く、原材料の産地がわかりやすいのも魅力です。

米粉の歴史と日本の食文化

米粉は日本の食文化と深く結びついています。その歴史を簡単にご紹介します。

米粉の始まりは奈良時代

日本の稲作は縄文時代(約2,200〜2,300年前)に伝わり、弥生時代に大きく広がりました。米から作った米粉の利用は、奈良時代から始まったと言われています。

江戸時代に和菓子が発展

江戸時代になると、茶道の発展とともに日本独自の和菓子が完成しました。上新粉や白玉粉を使った和菓子は、この頃から日本人に親しまれてきました。

現代の「新用途米粉」

近年は製粉技術の進歩により、小麦粉のように使える「新用途米粉」が開発されました。グルテンフリー需要の高まりとともに、米粉を使ったパンやお菓子が注目されています。

2000年代以降、食料自給率向上や米の消費拡大を目的として、政府も米粉の普及を推進しています。学校給食への米粉パン導入や、米粉商品の開発支援など、様々な取り組みが行われています。

地域ごとの米粉文化

日本各地には、米粉を使った郷土料理や和菓子があります。

  • 鹿児島県:かるかん(上新粉と山芋を使った蒸し菓子)
  • 新潟県:笹団子(上新粉で作った団子にあんこを包み、笹の葉で巻いたもの)
  • 愛知県:ういろう(上新粉と砂糖で作る蒸し菓子)
  • 京都府:八ツ橋(米粉で作る三角形の和菓子)
  • 秋田県:きりたんぽ(うるち米を潰して焼いたもの)

米粉は日本人が長く親しんできた食材です。
和菓子から洋菓子、パンまで、幅広い料理に活用できる魅力的な素材です。
ぜひ地域の米粉料理にも注目してみてください。

米粉と上新粉を使う際のトラブルシューティング

米粉や上新粉を使った料理で困ったときの対処法をご紹介します。

生地がまとまらない場合

米粉や上新粉の生地がまとまらない場合は、水分が足りていない可能性があります。少しずつ水を足しながら、耳たぶくらいの柔らかさになるまで調整しましょう。逆に水分が多すぎるとベタベタになるため、粉を足して調整してください。

仕上がりが硬い場合

上新粉で作った和菓子が硬くなってしまった場合は、蒸し時間が足りないか、冷めてしまったことが原因として考えられます。温め直すか、砂糖の量を増やすと柔らかさが持続しやすくなります。また、白玉粉やもち粉を少量混ぜると、柔らかい仕上がりになります。

膨らみが足りない場合

米粉のケーキやパンが膨らまない場合は、以下の点を確認してください。

  • ベーキングパウダーの量は適切か
  • 卵はしっかり泡立てているか
  • 生地を混ぜすぎていないか
  • オーブンの温度は正確か
  • パン用米粉を使っているか(パンの場合)

ダマができてしまう場合

米粉は小麦粉に比べてダマになりにくいですが、それでもダマができる場合は、液体を少しずつ加えながら混ぜるのがコツです。ふるいにかけてから使うと、さらにダマになりにくくなります。

まとめ|米粉と上新粉を使い分けて料理を楽しもう

この記事では、米粉と上新粉の違いから、白玉粉・もち粉・だんご粉との違い、それぞれの使い分け方まで詳しく解説してきました。最後に、ポイントをおさらいしましょう。

✅ 記事のまとめ

  • 米粉も上新粉も「うるち米」から作られる
  • 最大の違いは粒子の細かさ(米粉は細かく、上新粉は粗め)
  • 上新粉は歯応えがあり、和菓子向き
  • 製菓用米粉はなめらかで、洋菓子向き
  • パン用米粉は膨らみやすく、パン向き
  • 代用は可能だが食感に差が出る
  • どちらもグルテンフリーで安心
🏷️ 用途別おすすめ粉

柏餅・草餅・ういろう→上新粉
白玉団子・大福→白玉粉
みたらし団子→だんご粉
ケーキ・クッキー→製菓用米粉
食パン・パンケーキ→パン用米粉

米粉と上新粉、それぞれの特性を理解すれば、料理やお菓子作りの幅がぐっと広がります。和菓子には上新粉、洋菓子には製菓用米粉、パンにはパン用米粉と、用途に合わせて使い分けてみてください。

初めて米粉や上新粉を使う方は、まず簡単なレシピから挑戦してみるのがおすすめです。上新粉なら団子やういろう、製菓用米粉ならクッキーやパウンドケーキから始めてみましょう。慣れてきたら、シフォンケーキや柏餅など、少し難易度の高いレシピにも挑戦してみてください。

どちらもグルテンフリーなので、小麦アレルギーの方や、グルテンフリー生活を実践している方にもおすすめです。国産の米から作られた米粉や上新粉を使えば、安心して美味しい料理を楽しめます。ぜひこの記事を参考に、米粉・上新粉を使った美味しいお料理を楽しんでくださいね。

【免責事項】
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療を代替するものではありません。
※原材料や製造ラインの状況は商品ごとに異なり、変更される場合もあります。
※アレルギーの程度には個人差がありますので、必ずご自身で最新の成分表示を確認するか、主治医にご相談ください。
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この記事を書いた人

株式会社てまひま
・飲食店経営
・グルテンフリー事業

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