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米粉でパウンドケーキ完全ガイド|しっとりふんわり仕上げるコツから失敗対策まで徹底解説

米粉のパウンドケーキ

「米粉でパウンドケーキを作りたいけど、小麦粉と同じように作れるの?」「グルテンフリーのパウンドケーキをおいしく焼きたい」そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、米粉パウンドケーキは小麦粉のパウンドケーキより失敗しにくく、しっとりもっちりとした食感が楽しめます。グルテンを含まないため「混ぜすぎてかたくなる」心配がなく、お菓子作り初心者の方でも安心して作れるのが魅力です。

ただし、米粉の種類選びや水分量の調整など、小麦粉とは違うコツがあります。この記事では、グルテンフリー生活を実践している方や、お子さんのアレルギー対応に悩むママに向けて、米粉パウンドケーキの作り方から失敗しないポイント、おすすめの米粉まで詳しくお伝えします。

📌 この記事でわかること

  • 米粉パウンドケーキと小麦粉パウンドケーキの違い
  • 失敗しない基本レシピと焼き方のコツ
  • 膨らまない・パサパサになる原因と対策
  • 卵なし・バターなしのアレルギー対応レシピ
  • おすすめの製菓用米粉と選び方

※アレルギーの程度には個人差があります。重度のアレルギーをお持ちの方は、必ず成分表示をご確認の上、主治医にご相談ください。

目次

米粉パウンドケーキとは?小麦粉との違いを徹底比較

米粉のパウンドケーキ

米粉パウンドケーキとは、小麦粉の代わりに米粉を使って作るパウンドケーキのことです。グルテンフリーで小麦アレルギーの方でも安心して食べられるだけでなく、独特のしっとりもっちりとした食感が魅力です。まずは小麦粉パウンドケーキとの違いを詳しく見ていきましょう。

米粉パウンドケーキの5つの特徴

米粉で作るパウンドケーキには、小麦粉パウンドケーキにはない魅力がたくさんあります。

1. しっとりもっちりの独特食感

米粉パウンドケーキ最大の特徴は、しっとりとした食感と口どけの良さです。小麦粉パウンドケーキの軽やかな食感とは異なり、米本来のやさしい甘みとともに、もっちりとした食べ応えを楽しめます。

2. 混ぜすぎてもかたくならない

小麦粉でお菓子を作る際は「混ぜすぎるとグルテンが発生してかたくなる」と言われますが、米粉にはグルテンが含まれていません。そのため、ぐるぐるとホイッパーでしっかり混ぜても、かたくなる心配がないのです。

3. ダマになりにくく混ぜやすい

製菓用米粉は粒子が細かくさらさらしているため、小麦粉のようにダマになりにくいのが特徴です。ふるいにかける手間も不要で、材料をそのまま混ぜるだけでなめらかな生地が作れます。

4. グルテンフリーで体に優しい

米粉100%で作れば、グルテンを一切含まないパウンドケーキが完成します。小麦アレルギーの方や、グルテンフリー生活を実践している方でも安心して楽しめます。

5. 油の吸収率が低くヘルシー

米粉は油の吸収率が小麦粉より低いという特徴があります。小麦粉の油吸収率が約50%弱であるのに対し、米粉は約30%弱程度。同じレシピで作っても、米粉の方がカロリーを抑えられる傾向にあります。

小麦粉パウンドケーキとの違い比較表

比較項目 米粉パウンドケーキ 小麦粉パウンドケーキ
食感 しっとり・もっちり ふんわり・軽やか
風味 米の優しい甘み バターの風味が際立つ
混ぜ方の注意 しっかり混ぜてOK 混ぜすぎ注意
ふるいにかける手間 不要 推奨
グルテン 含まない 含む
翌日の食感 やや固くなりやすい しっとり感が続く
初心者向け

米粉パウンドケーキがおすすめの人

米粉パウンドケーキは以下のような方に特におすすめです。

  • 小麦アレルギーのお子さんがいるご家庭
  • グルテンフリー生活を実践している方
  • もっちり食感のお菓子が好きな方
  • お菓子作り初心者で失敗が心配な方
  • ヘルシーな手作りおやつを楽しみたい方

パウンドケーキの基本「カトルカール」とは

パウンドケーキの基本配合は「カトルカール」と呼ばれ、「バター1:砂糖1:卵1:小麦粉1」の4同割が伝統的なレシピです。米粉で作る場合は「油脂1(バター0.9:液体油0.1):砂糖1:卵1:米粉1」にアレンジすることで、本格的な仕上がりになります。

📌 この章のポイント

米粉パウンドケーキは「しっとりもっちり食感」「混ぜすぎてもOK」「グルテンフリー」が特徴。小麦粉パウンドケーキより失敗しにくく、お菓子作り初心者にもおすすめです。

【基本レシピ】しっとり米粉パウンドケーキの作り方

ここからは、実際に米粉パウンドケーキを作る手順を詳しく解説します。基本のバターケーキレシピで、しっとりふんわりの仕上がりを目指しましょう。

材料(18cmパウンド型1本分)

📝 基本の材料リスト

製菓用米粉:100g
無塩バター:100g(室温に戻す)
砂糖(きび砂糖でも可):80〜100g
:2個(M玉・室温に戻す)
ベーキングパウダー:小さじ1/2(約2g)
:ひとつまみ

下準備のポイント

1. バターを室温に戻す

バターは指で軽く押さえたときに、あまり抵抗なく中にめり込むくらいの状態が理想です。電子レンジで溶かすのはNG。溶けてしまうと空気を含むことができなくなるので、必ず室温で自然に戻しましょう。急ぐ場合は、1cm角に切ってから室温に置くと早く柔らかくなります。

2. 卵を室温に戻す

冷たい卵を使うと、バターが冷えて固まり分離の原因になります。卵は室温に1時間ほど置くか、ぬるま湯に10分ほどつけて温めておきましょう。

3. 型の準備

パウンド型にオーブンシートを敷いておきます。型離れが心配な場合は、バター(分量外)を薄く塗ってからシートを敷くと安心です。

4. オーブンの予熱

180℃に予熱しておきます。予熱が不十分だと膨らみが悪くなるので、生地を作り始める前に予熱をスタートしましょう。

作り方の手順

【Step 1】バターと砂糖をすり混ぜる

ボウルに室温に戻したバターを入れ、ホイッパーでクリーム状になるまで混ぜます。砂糖を2〜3回に分けて加え、白っぽくふわふわになるまでしっかり混ぜましょう。この工程で生地に空気を含ませることが、ふんわり焼き上げるポイントです。

【Step 2】卵を少量ずつ加える

溶いた卵を4〜5回に分けて加えます。一度に加えると分離しやすいので、少量ずつ加えてはしっかり混ぜ、乳化させてから次を加えるのがコツです。分離してしまった場合は、米粉を大さじ1程度加えて混ぜると落ち着きます。

⚠️ 分離を防ぐポイント

バターと卵の温度差が大きいと分離しやすくなります。どちらも室温に戻してから作業すると、なめらかに乳化できます。

【Step 3】米粉とベーキングパウダーを加える

米粉とベーキングパウダー、塩をボウルに加えます。米粉はふるわなくても大丈夫です。ホイッパーでぐるぐると全体が均一になるまでしっかり混ぜましょう。小麦粉と違い、米粉は混ぜすぎてもかたくならないので安心です。

【Step 4】型に流し入れる

生地をパウンド型に流し入れ、ゴムベラで表面をならします。型の両端を持って軽くトントンと落として、生地の中の大きな気泡を抜きましょう。

【Step 5】焼成する

180℃に予熱したオーブンで約40〜45分焼きます。20分ほど焼いたところで一度オーブンを開け、ナイフで中央に縦に切れ目を入れると、きれいに割れ目が開きます。竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。

【Step 6】型から外して冷ます

焼き上がったら型から外し、ケーキクーラーの上で冷まします。粗熱が取れたらラップで包み、完全に冷めてからカットすると断面がきれいです。

美味しく焼くための3つのコツ

1. バターと砂糖は白っぽくなるまでしっかり混ぜる

この工程で空気を含ませることが、ふんわり感の決め手。3〜5分かけてしっかりと泡立てましょう。

2. 焼き色をチェックしてアルミホイルで調整

焼いている途中で表面の焼き色が濃くなりすぎたら、アルミホイルをかぶせて焦げを防ぎましょう。

3. 焼きたてよりも翌日が食べ頃

パウンドケーキはバターと生地がなじむ翌日以降が美味しいと言われています。ラップで包んで常温で一晩置くと、しっとり感が増します。

📌 この章のポイント

米粉パウンドケーキの成功のカギは「バターと卵の温度管理」「しっかり混ぜる」「焼き色を見ながら調整」の3つ。米粉は混ぜすぎても大丈夫なので、初心者でも安心して作れます。

膨らまない・パサパサになる原因と対策

米粉のパウンドケーキ

「米粉パウンドケーキがうまく膨らまない」「パサパサになってしまう」という声を聞くことがあります。ここでは、よくある失敗とその解決法を詳しく解説します。

失敗①:膨らまない

【原因1】米粉の種類が適切でない

米粉には「製菓用」「製パン用」「上新粉」などさまざまな種類があり、吸水率や粒子の細かさが異なります。上新粉やパン用の米粉を使うと、うまく膨らまずかたい仕上がりになることがあります。

【対策】レシピで指定されている製菓用米粉(ミズホチカラなど)を使いましょう。粒子が細かく、お菓子作りに最適です。

【原因2】バターと砂糖の混ぜが不十分

バターと砂糖をすり混ぜる工程で空気を含ませることが、膨らみの元になります。混ぜが足りないと生地中の空気が不足し、膨らみが悪くなります。

【対策】バターと砂糖は白っぽくふわふわになるまで、3〜5分かけてしっかり混ぜましょう。

【原因3】ベーキングパウダーが古い

開封後時間が経ったベーキングパウダーは、空気中の水分と反応して膨らむ力が弱まっています。

【対策】開封後は密閉して保存し、半年を目安に使い切りましょう。不安な場合は新しいものを使うのがおすすめです。

失敗②:パサパサになる

【原因1】焼きすぎ

焼きすぎると水分が飛んでパサパサになります。特に米粉は小麦粉よりデンプンの老化が起きやすく、水分が抜けると食感が悪くなりやすいです。

【対策】レシピより少し早めに竹串チェックを行い、生地がついてこなければすぐにオーブンから出しましょう。

【原因2】保存方法が適切でない

米粉のお菓子は、常温や冷蔵庫に放置すると米のでんぷんが老化してパサパサになりやすいです。

【対策】粗熱が取れたらすぐにラップで包み、乾燥を防ぎましょう。2日以上保存する場合は冷凍がおすすめです。

失敗③:生地が分離する

【原因】バターと卵の温度差が大きい

冷たい卵を柔らかいバターに加えると、バターが冷えて固まり、油分と水分が分離してしまいます。分離すると生地に含まれた空気が抜けてしまい、膨らみの悪い仕上がりに。

【対策】

  • バターも卵も室温に戻してから作業する
  • 卵は4〜5回に分けて少量ずつ加え、その都度しっかり混ぜる
  • 分離してしまったら米粉を大さじ1加えて混ぜると回復することも

失敗④:中が生焼け

【原因】オーブンの温度が高すぎる

温度が高すぎると表面だけが先に焼き固まり、中まで火が通らないまま焼き色がついてしまいます。

【対策】オーブン温度計で実際の温度を確認するのがおすすめ。機種により設定温度と実温度に差がある場合は調整しましょう。また、焼き色がつきすぎたらアルミホイルをかぶせて、じっくり中まで火を通しましょう。

🔍 失敗を防ぐチェックリスト

  • 米粉の種類:製菓用を使っているか?
  • バターの状態:室温で柔らかくなっているか?
  • 卵の温度:室温に戻してあるか?
  • ベーキングパウダー:開封後半年以内のものか?
  • オーブン:しっかり予熱できているか?
📌 この章のポイント

米粉パウンドケーキの失敗は「米粉の種類」「温度管理」「混ぜ方」が原因のことが多い。製菓用米粉を使い、材料の温度を揃え、バターと砂糖はしっかり混ぜることで成功率が上がります。

【バターなし】ヘルシー米粉パウンドケーキレシピ

バターを使わない米粉パウンドケーキは、よりヘルシーで作り方も簡単です。植物油を使うことで、しっとり軽やかな仕上がりになります。

材料(18cmパウンド型1本分)

📝 バターなしレシピの材料

製菓用米粉:100g
なたね油(または太白ごま油):50g
砂糖:60g
:2個
豆乳(または牛乳):30g
ベーキングパウダー:小さじ1

作り方

  1. ボウルに卵と砂糖を入れ、白っぽくもったりするまで泡立てる
  2. なたね油を少しずつ加えて混ぜる
  3. 豆乳を加えて混ぜる
  4. 米粉とベーキングパウダーを加え、均一になるまで混ぜる
  5. 型に流し入れ、180℃で35〜40分焼く

バターなしレシピのメリット

1. カロリーを抑えられる

バター100gは約750kcalですが、なたね油50gは約450kcal。大幅にカロリーカットできます。

2. 材料の温度管理が簡単

バターを室温に戻す手間がなく、思い立ったらすぐに作れます。分離の心配も少ないので初心者向けです。

3. 軽やかな食感

バターのどっしり感がなく、ふんわり軽い仕上がりに。バナナやりんごなどフルーツを加えるレシピにも向いています。

おすすめの植物油

油の種類 特徴 おすすめ度
なたね油 クセがなく使いやすい、お菓子作り定番
太白ごま油 無色透明で香りなし、プロも愛用
米油 軽い仕上がり、米粉との相性◎
ココナッツオイル 独特の風味、南国風アレンジに
オリーブオイル 香りが強いため好みが分かれる
📌 この章のポイント

バターなしの米粉パウンドケーキは、カロリー控えめで作り方も簡単。なたね油や太白ごま油など、クセのない植物油を使うのがおすすめです。

【卵なし・乳なし】アレルギー対応レシピ

卵や乳製品にアレルギーがある方、ヴィーガンの方でも楽しめる米粉パウンドケーキレシピをご紹介します。

材料(15cmパウンド型1本分)

📝 卵なし・乳なしレシピの材料

製菓用米粉:100g
アーモンドプードル:20g
ベーキングパウダー:小さじ1
きび砂糖:50g
無調整豆乳:100g
なたね油:40g
りんご酢(または米酢):小さじ1

作り方

  1. ボウルに米粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、砂糖を入れて混ぜる
  2. 別のボウルに豆乳、なたね油、りんご酢を入れて混ぜる
  3. 粉類に液体を加え、均一になるまで混ぜる
  4. 型に流し入れ、170℃で40〜45分焼く

卵・乳製品の代替えのコツ

卵の代替え

  • アーモンドプードル:コクと風味を補い、しっとり感を出す
  • りんご酢+ベーキングパウダー:酢とBPが反応して膨らみを助ける
  • バナナ(潰したもの):卵1個の代わりにバナナ1/2本
  • 絹ごし豆腐:卵1個の代わりに50g程度

牛乳の代替え

  • 豆乳:最もポピュラー、コクがある
  • オーツミルク:やさしい甘み、クリーミー
  • ライスミルク:あっさり、米粉との相性◎
  • アーモンドミルク:香ばしい風味
⚠️ アレルギー対応の注意点

・アーモンドプードルはナッツアレルギーの方はNGです。代わりにきな粉やココナッツファインを使用できます
・大豆アレルギーの場合は、豆乳をオーツミルクやライスミルクに置き換えてください
・ベーキングパウダーは製品によって小麦由来成分が含まれることがあるため、「アルミフリー」「グルテンフリー」の表記を確認してください

バナナを使った簡単レシピ

完熟バナナを使うと、卵なしでもしっとりした仕上がりになります。

材料

  • 製菓用米粉:100g
  • 完熟バナナ:2本(約200g)
  • なたね油:30g
  • きび砂糖:30g(バナナの甘さにより調整)
  • ベーキングパウダー:小さじ1

バナナをフォークでつぶし、他の材料と混ぜて170℃で40分焼くだけ。自然な甘みで砂糖控えめに作れるので、お子さんのおやつにもぴったりです。

📌 この章のポイント

卵・乳製品なしでも美味しい米粉パウンドケーキは作れます。アーモンドプードルやバナナで卵の代わりに、豆乳やオーツミルクで牛乳の代わりに。アレルギーの程度に合わせて材料を選んでください。

米粉の選び方|製菓用とパン用の違いとおすすめ商品

米粉パウンドケーキを美味しく作るためには、米粉選びがとても重要です。ここでは、パウンドケーキに最適な米粉の選び方とおすすめ商品を紹介します。

製菓用米粉と製パン用米粉の違い

市販の米粉は大きく「製菓用」と「製パン用」に分けられます。パウンドケーキには製菓用米粉がおすすめです。

比較項目 製菓用米粉 製パン用米粉 上新粉
粒子の細かさ とても細かい やや細かい 粗い
吸水率 低い 高い 高い
仕上がり しっとりふわふわ もっちり かたくなりやすい
パウンドケーキ向き ×

おすすめの製菓用米粉

💡 おすすめの製菓用米粉

cotta 菓子用米粉 ミズホチカラ:熊本県産のお米「ミズホチカラ」を100%使用。非常に細かな粒子でデンプン損傷が少なく、しっとりと膨らみもよい仕上がりに。パウンドケーキやシフォンケーキに最適。製菓用米粉の中で最もおすすめ。

共立食品 米の粉:新潟米100%で雑味がなく、粒子が細かく均一。スーパーで手に入りやすいのが魅力。ふわふわしたお菓子向き。

波里 お米の粉(お料理自慢の薄力粉):国産米100%。吸水率が低くお菓子作りに適している。料理にも使える万能タイプ。

富澤商店 製菓用米粉:きめが細かくダマになりにくい。多くのレシピ本でも採用されている信頼の品質。

スーパーで買える米粉の選び方

スーパーで米粉を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

🏷️ パッケージで確認すべき表示

【チェックする場所】
・原材料名欄が「米粉」または「うるち米」のみか
・「製菓用」「お菓子用」「薄力粉タイプ」の表記があるか
・「小麦粉」が含まれていないか(ミックス粉に注意)
・「同一製造ラインで小麦を使用」の注意書きがないか
・「グルテンフリー」の表記があるとより安心

⚠️ 注意が必要な米粉

「パン用米粉」の中には、膨らみを良くするためにグルテンが添加されている製品もあります。小麦アレルギーの方は必ず原材料を確認してください。「米粉100%」「グルテンフリー」の表記があるものを選びましょう。

米粉の保存方法

米粉は正しく保存しないと品質が劣化します。

  • 開封前:直射日光・高温多湿を避けて常温保存
  • 開封後:密閉容器に入れて冷蔵庫で保存
  • 使用期限:開封後は1〜2ヶ月を目安に使い切る
  • 注意点:湿気を吸うとダマになりやすくなる
📌 この章のポイント

パウンドケーキには「製菓用米粉」を選ぶのが鉄則。おすすめはミズホチカラや共立食品の米の粉。購入時は「米粉100%」「グルテンフリー」の表記を確認し、グルテン添加のパン用米粉と間違えないよう注意しましょう。

米粉パウンドケーキのアレンジレシピ

基本のレシピをマスターしたら、さまざまなアレンジを楽しみましょう。米粉パウンドケーキは、フルーツや抹茶、チョコなど多彩なフレーバーと相性抜群です。

フルーツを使ったアレンジ

【バナナパウンドケーキ】しっとり濃厚

完熟バナナ1本(約100g)をつぶして生地に混ぜ込みます。バナナの自然な甘みで砂糖を減らせるのがうれしいポイント。くるみやチョコチップを加えても美味しいです。

【りんごパウンドケーキ】秋冬にぴったり

りんご1/2個を5mm角に切り、生地に混ぜ込むか上にのせて焼きます。シナモンを加えるとアップルパイ風の香りに。紅玉やふじなど、お好みの品種で。

【レモンパウンドケーキ】爽やかな酸味

生地にレモンの皮のすりおろしと果汁を加えます。焼き上がりにレモン汁と粉糖を混ぜたアイシングをかけると、見た目も華やかに仕上がります。

和風アレンジ

【抹茶パウンドケーキ】ほろ苦い大人の味

米粉100gに対して抹茶パウダー5〜8gを加えます。抹茶を使う場合は生地の気泡が消えやすいため、混ぜる回数を少し減らすのがコツ。甘納豆やホワイトチョコチップを加えると味のアクセントに。

【黒ごまパウンドケーキ】香ばしい風味

黒ごまペースト30gを生地に混ぜ込みます。ごまの香ばしさと米粉の優しい甘みが相性抜群。仕上げに黒ごまをトッピングしても。

【きな粉パウンドケーキ】素朴な味わい

米粉の一部(20g程度)をきな粉に置き換えます。黒蜜をかけて食べると和スイーツ感がアップ。

チョコ・ココア系アレンジ

【ココアパウンドケーキ】濃厚チョコレート風味

米粉100gに対してココアパウダー15gを加えます。刻んだチョコレートやチョコチップを混ぜ込むと、より贅沢な仕上がりに。乳不使用のチョコを選べばアレルギー対応も可能です。

【マーブルパウンドケーキ】見た目も楽しい

プレーン生地とココア生地を作り、交互に型に入れて竹串で軽く混ぜると美しいマーブル模様に。お子さんと一緒に作ると楽しいです。

季節のアレンジアイデア

季節 おすすめアレンジ
桜パウダー+桜の塩漬け、いちご、抹茶
レモン、ブルーベリー、マンゴー
りんご、栗、さつまいも、かぼちゃ
チョコ、ジンジャー、柚子
📌 この章のポイント

米粉パウンドケーキはフルーツ・和素材・チョコなど、さまざまなアレンジが楽しめます。基本レシピに具材を加えるだけで、オリジナルのパウンドケーキが作れます。

よくある質問(Q&A)

米粉パウンドケーキについて、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 小麦粉のレシピを米粉に置き換えるとき、分量は同じで大丈夫?

A. そのまま置き換えると仕上がりが変わることがあります。

米粉は吸水率が小麦粉と異なるため、そのまま置き換えると生地の固さが変わります。米粉を使う専用のレシピを参考にするか、水分量を調整しながら作ることをおすすめします。

Q2. 米粉パウンドケーキの保存方法は?

A. 常温で2〜3日、冷凍で2週間程度が目安です。

粗熱が取れたらラップで包んで乾燥を防ぎましょう。米粉のお菓子は時間が経つとデンプンが老化してパサつきやすいので、翌日以降に食べる場合は冷凍保存がおすすめです。食べるときは常温で自然解凍するか、電子レンジで軽く温めてください。

Q3. 米粉パウンドケーキが翌日かたくなるのはなぜ?

A. 米のでんぷんの老化が原因です。

米粉に含まれるでんぷんは、時間が経つと老化してかたくなりやすい性質があります。焼きたてか翌日の早いうちに食べるのがベスト。かたくなった場合は電子レンジで10〜20秒温めると、しっとり感が戻ります。

Q4. ベーキングパウダーなしでも作れますか?

A. 作れますが、膨らみが弱くなります。

ベーキングパウダーを入れないと、ずっしりした仕上がりになります。ふんわり感を出したい場合は、卵をしっかり泡立てる「別立て法」で作ると良いでしょう。ただし、工程が増えるので初心者にはベーキングパウダーを使うレシピがおすすめです。

Q5. オーブンがない場合はどうすればいい?

A. オーブントースターや炊飯器でも作れます。

オーブントースターの場合は、アルミホイルをかぶせて焦げを防ぎながら焼きます。炊飯器の場合は、材料を混ぜて炊飯ボタンを押すだけ。機種によっては2回炊飯が必要な場合もあります。

Q6. 米粉パウンドケーキにグルテンフリーのベーキングパウダーは必要?

A. 小麦アレルギーの方は確認が必要です。

多くのベーキングパウダーはコーンスターチや馬鈴薯でんぷんが主原料ですが、製品によっては小麦由来の成分が含まれることがあります。「アルミフリー」「グルテンフリー」の表記があるものを選ぶと安心です。

📌 この章のポイント

米粉パウンドケーキは保存時の乾燥対策がポイント。かたくなったら電子レンジで温めると復活します。アレルギーがある場合は、ベーキングパウダーの原材料もチェックしましょう。

まとめ|米粉パウンドケーキで安心・美味しいおやつタイムを

この記事では、米粉パウンドケーキの作り方から失敗しないコツ、アレルギー対応レシピまで詳しく解説してきました。最後に、ポイントをおさらいしましょう。

✅ 記事のまとめ

  • 米粉パウンドケーキはグルテンフリーで小麦アレルギーの方も安心
  • しっとりもっちり食感・混ぜすぎてもOKが特徴で初心者向き
  • 製菓用米粉(ミズホチカラなど)を選ぶとしっとり仕上がる
  • 成功のコツは「バターと卵の温度管理」「しっかり混ぜる」「焼き色を見ながら調整
  • バターなし・卵なしのレシピもあり、アレルギー対応が可能
  • フルーツ・抹茶・チョコなどアレンジも自在
  • 保存はラップで包んで乾燥防止、長期保存なら冷凍がおすすめ
🏷️ 米粉・材料選びのチェックリスト

□ 原材料名欄が「米粉」または「うるち米」のみか
□ 「製菓用」「お菓子用」の表記があるか
□ 「小麦粉」が含まれていないか(ミックス粉に注意)
□ 「同一製造ラインで小麦を使用」の注意書きがないか
□ ベーキングパウダーは「アルミフリー」「グルテンフリー」か

グルテンフリー生活を始めたばかりの方も、お子さんのアレルギー対応に悩んでいるママも、米粉パウンドケーキなら安心して楽しめます。

完璧を目指さなくて大丈夫。
最初は失敗しても、何度か作るうちにコツがつかめます。
少しずつ、自分のペースで楽しんでいきましょう。

ぜひこの記事を参考に、しっとりもっちりの米粉パウンドケーキを作ってみてください。お子さんと一緒に作れば、楽しい親子クッキングの時間にもなりますよ。

【免責事項】
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療を代替するものではありません。
※原材料や製造ラインの状況は商品ごとに異なり、変更される場合もあります。
※アレルギーの程度には個人差がありますので、必ずご自身で最新の成分表示を確認するか、主治医にご相談ください。
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この記事を書いた人

株式会社てまひま
・飲食店経営
・グルテンフリー事業

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